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ホームドアの普及が進まないのはなぜ?実は設置費用のコストがかなり高いんです。

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「ホームドアを設置すれば人身事故も減るじゃん!どうして鉄道会社はホームドアを置かないの?」

 

...今回はホームドアの普及がなぜ進まないのか?について書いていきます。

 

人身事故で電車が止まるたびに、こんな疑問が浮かぶ人も多いんじゃないでしょうか?しかし多くの利用者がある駅でも、実はホームドアが設置されてない所の方が多いんです。

 

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だが1日10万人以上が利用する全国251駅については、そのうち約3割の77駅にしか設置されていない。

 

引用元:https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/041400108/

 

...全国で10万人以上が使う駅では、まだ7割もホームドアが設置されていません。

 

電車の正確なダイヤには必要なものなのに、どうしてここまでホームドアの設置が遅れているのでしょうか?

 

 

 

ホームドア設置には「数億〜数十億」のコストがかかる 

 

まず結論から言うと、ホームドアの普及が進まない1番の原因はズバリ「お金」です。

 

ホームドアはひと目見るだけでも大掛かりな装置だとわかりますが、設置コストは1駅につきなんと数億〜数十億円。

 

大阪府のように補助金をだしてくれる自治体もありますが(出典はコチラ)、基本的には鉄道会社が実費でホームドアを置かなければなりません。そうなるとやはりお金に余裕がないところはあまり積極的には動けないですよね。

 

  • 資金がある鉄道会社:ホームドア設置にも余裕がある
  • 資金がない鉄道会社:ホームドア設置には消極的になる

 

なんでもJR山手線のホームドアの設置には、総計で550億円かかってるとか(出典はコチラ)...。もはやそこそこ大きな企業の年商です。

 

それでも設置できるJR東日本の財務力がすごいよね...。

 

ホームドアはとても重いので時にはホームを作り変えることもある

 

では、どうしてそこまでホームドア設置にコストがかかるのでしょうか?

 

コストがかさむ原因ははっきりしている。ドアは非常に「重い」のだ。(中略)1セット(1開口部)の重量が400kg前後。

 

倒れないようにする基盤固めなど様々な作業が必要となる。

 

土を盛って舗装しただけの古い駅の場合、ホームを作り替える規模の土木工事になることも珍しくない。

 

引用元:https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/041400108/

 

つまりホームドアはかなり重く、持ち運ぶだけで多くの人手や機械が必要になります。もちろん人件費や機械代もかなりかかっているでしょう。

 

さらに古い駅ほどホームドアの設置に加えてホームを作り変える必要があります。たしかに昔の土台がしっかりしていない駅だと、ホームドアの重みに耐えられませんよね。

 

工事があるとそれだけ設置まで長くかかってしまうし、どんどんコストが増えていってしまいます。

 

そしてホームドア自体が重くて大きいから、エレベーターから普通の搬入ができません。搬入用の専用列車が必要だから、さらにお金が掛かるとのこと。

 

 ドアの位置が違う車両だとホームドアは対応が難しい

 

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このようにホームドアの設置には時間もコストもかかってしまいます。しかし問題はコストだけでなく設置した後にも起こります。

 

運転士の技量で停止位置に多少の誤差が生じてしまう駅や、ドアの数・位置が異なる複数種類の列車が入ってくるホームには不向きだ。

 

複数の鉄道会社による相互直通運転では、車両が不統一なことが少なくない。

 

引用元:https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/041400108/

 

京阪電車が顕著ですが同じホームにいろいろな種類の電車が停車します。

 

  • 鈍行
  • 快速
  • 特急...など

 

こういった複数種類の電車が止まる場合、「ドアの位置が車両ごとに違う」なんてことが良くあるんです。

 

車両ごとにドアの位置が違う鉄道会社のホームドアの設置は、それを見越した上で行う必要があります。今の技術だとなかなかきびしいのではないでしょうか。

 

そして新型車両の導入もホームドアの可動域に合わせて車両のドアの位置を考えなければいけません。

 

なんて手間のかかる作業なんだ...

 

 おわりに

 

以上、ホームドアの普及にはお金がとにかくかかるよ...という記事でした。

  

しかもホームドア自体は何の売上も産まないから、利益を求める民間の鉄道会社が設置を渋る理由も分かります。「あの駅はホームドアがあるから使おう!」...なんてお客さんはあまりいませんよね。

 

逆にこの2点さえクリアしてしまえば、普及率は一気に進みそうです。

 

私たちは今あるホームドアに感謝しないといけませんね。

 

本日は、以上です!

 

 

 

 

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