ナビダイヤルの料金が高い！携帯ではなく固定電話なら通話料を約1/10ぐらいに安くできます

「ナビダイヤルの料金高すぎるんだけど、あれってなんとかならないのかな？」

...今回はナビダイヤルの料金が高すぎるので安くする方法を書いていきます。

ナビダイヤルについてざっと説明すると、NTTコミュニケーションズが提供する「0570」から始まる専用の電話ダイヤルのこと。

「全国どこでも一律の料金でかけられる」「フリーダイヤルだと暇つぶしのクレーマーから電話が来る」などの理由でコールセンターへの問い合わせダイヤルをナビダイヤルにしている企業が多いですが、なんといっても私たちが払う料金が高い！

私もクレジットカードで聞きたいことがあるときにコールセンターへ電話しますが、ナビダイヤルにしている企業がちょっとずつ増加しているイメージです。コールセンターへの連絡って長電話になりがちなので、ナビダイヤルだと通話料が高くなってイライラしますよね。

では、割高なナビダイヤルの電話料金を安くする唯一の方法を紹介します。

固定電話なら高いナビダイヤルの料金を安くできる

記事のタイトルにも書いていますが、ナビダイヤルの通話料を安くするためには「固定電話からかける」ことが唯一の解決策です。

ナビダイヤルの通話料は最初の音声ガイダンスで「ナビダイヤルでおつなぎします」とアナウンスされた瞬間からカウントされます。通話方法による差は以下の通り。

これは私がクレディセゾンのコールセンターにかけたときのアナウンスですが、見ての通り固定電話からかけたほうが約1/10の料金で利用できます。仮に10分間ナビダイヤルで電話をすると携帯電話だと「約300円」、固定電話なら「約30円」です。この差は大きい。

最初に書いたコールセンターでのナビダイヤル長電話。こちらも携帯でかけているとどんどん料金が増えていくので、早く用件を終わらせたくてイライラしてしまうでしょう。

でも固定電話からなら少し長くなっても料金はちょっとなので「まあ、お金かかるけど安いしいいか」という気持ちで落ち着いてオペレーターと話すことができます。

どちらが冷静になれて、精神的にもいいかは明らかですね。

使っている電話回線によって料金はやや変わってくるかもしれませんが、おそらくほとんどの企業のナビダイヤルは同じような料金設定のはず。固定電話からのほうが電話代が節約できると考えて間違いないでしょう。

固定電話の回線によっては「180秒（3分）ごとに10円」のところもあるよ

ナビダイヤルは「かけ放題」プランの対象外：

知っている人もいると思いますが、ナビダイヤルの料金は携帯電話のかけ放題プランの対象外です。

ドコモ、au、ソフトバンクは基本料金に、他の携帯キャリアは追加オプションに含まれるかけ放題プランですが、ナビダイヤルでは問答無用で料金がかかってきます。もちろん割引もありません。

ナビダイヤルはあまり利用者には歓迎されていないサービスですが、特に「かけ放題が対象外」のところが大きいのではないでしょうか。

もしもクレーマーへの長電話対策としてナビダイヤルを導入している企業があるなら、そのクレーマーのツケを一般消費者である私たちが払っているのはなんともやるせない話です。

「いやいや、そうは言ってもウチには固定電話ないんだけど」...という人もかなり増えてきています。

そういう人には市外局番から携帯電話でかけることをおすすめします。

企業のナビダイヤルが掲載されている公式サイトのページ、あるいはパンフレットに市外局番がないか探してみましょう。企業にもよりますが、ナビダイヤルの下に米印で小さく書かれていることが多いです。

市外局番ならかけ放題プランの対象。かけ放題ではない格安スマホでも通常料金で電話できるのでナビダイヤルよりも安くできますよ。

コールセンターに電話をするときはなにかのトラブルの解決策を聴くケースが多いです。焦っていると思いますが、少しでも電話料金を節約するために探してみてください。

以上、ナビダイヤルの料金を安くするなら固定電話からかけよう...という記事でした。

それにしてももう1度言いますが、ナビダイヤルは料金が高すぎです。特に携帯での通話料。

クレーマー対策のために料金がかかるのは仕方ありませんが、それにしても「20秒ごとに約10円」はやりすぎではないでしょうか。電話してすぐにオペレーターにつながるなんてほとんどないし、その待ち時間にも料金は発生します。

固定電話の料金は今のままでもいいとして、携帯電話からも「90秒（1分半）ごとに10円」くらいの値段にしてほしいですね。