CICの保有期限はいつまで？どこで確認できる？情報がいつまで登録されるのか解説します

「CICに登録されてる情報って何年後に消えるんだろう...？ずっと残ってたら嫌だな...」

今回はこういった疑問にお答えしていきます。

信用情報機関のCICにはクレジットカードやローンの返済状況がデータとして登録されます。

では、その登録されたデータには保有期限はあるのでしょうか？

「最長で5年残る」というウワサもありますが、具体的には何月何日まで残るのか調べてみました。

CICの保有期限は翌月1日になると消える

まず結論からいうと、CICの保有期限は信用情報開示報告書にある『クレジット情報』の右上で確認できます。

以下は実際に私が開示したCICのデータです。

CICの窓口で開示した報告書。赤枠の「2.保有期限」にいつまで情報が残るか書かれている

上の画像の通りこちらの情報の期限は「令和元年（2019年）6月末日」まで残るので、同年の7月1日にこの登録されているクレジット情報は消えます。

つまりこの保有期限が来るまでは、あなたの返済状況などはCICにそのまま保存されるよ...ということですね。

ちなみにインターネットで開示データを確認するときはクレジットカードでの支払いが必要になります。自分はブラックリストだからカードは持ってない...という人は、各地にある開示窓口を利用してみましょう。

平成時代のCICの保有期限には「末日」の表記がなかった

...これは余談になりますが、元号が「平成」だったときはCICの保有期限には「平成◯年◯月」としか表記されておらず、いつ情報が消えるのかかなりアバウトでした。

こちらは平成時代にネットで開示したときの保有期限です。たしかにこれだと情報は月初に消えるのか、月末に消えるのかよくわかりませんよね。

平成のころにネットで開示したCIC報告書。

もちろんこの表記でも、平成31年（2019年）7月1日に情報が消えることは同じです。もしも平成のときに開示した報告書が手元にある人は参考にしてください。

キリン

元号が「平成 → 令和」になるときにより見やすい表記にしたんだろうね。

CICの保有期限は「5年後の月末」が一般的

CICの保有期限は最大でも5年です。上でも書いたように5年後の翌月1日には、しっかりとデータは削除されます。

ただしCIC報告書のすべてのクレジット情報に保有期限がかかれているわけではなく、契約中（まだ解約していない）ものについては半永久的に保有されることになっています。

保有期限の日付が出てくるのは主に以下のような場合です。

つまり、まだ使っているクレジットカードやまだ払い終わっていないローンの保有期限は表示されず、空欄のままとなります。

自己破産のデータは別の信用情報機関では10年残る

単純に解約したときはもちろん、長期の延滞でブラックリストになってしまったり自己破産になってしまっても、CICに登録されたデータが保有期限以上に残ってしまうことはありません。

CICはほとんどのカード会社やローン会社が審査の参考にするので、ブラックリストになってもとりあえず保有期限に載っている間をしのげばそれ以降は普通に作れるようになるでしょう。

ただし自己破産に関しては別の信用情報機関（KSC）で最大10年間も情報が残ります。

KSCのデータを参照するクレジットカードはCICの情報が消えてもしばらくは作りづらいと考えておきましょう。

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男性

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キリン

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おわりに

以上、CICの保有期限についての記事でした。

何度も書いたとおり、保有期限のところに「○月○日」と書いてあればその翌月1日には登録データの履歴は消えます。

もちろんCICのクレジット情報が複数ある場合、それぞれ保有期限が異なるので開示する人はしっかりとチェックしておきましょう。