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給料や年収は正確に書かないとダメ? | クレジットカード審査のコツ!

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「クレジットカードの年収欄って、いつも記入するとき迷うんだよな...」

 

...今回は、クレジットカード申し込みの「年収」の記入についての記事です。

 

クレジットカードを作るとき必ずあるのが「年収」の項目。「正確な数字を入れないと審査に落ちるんじゃないの?」...と不安な人もいるんじゃないでしょうか?

 

私もクレジットカード受付のバイトをしていますが、年収欄でとまどわれるお客さんもけっこういらっしゃいます。

 

...では、実際に年収はどう記入するのがいいのか解説していきます。

 

 

 

年収はあくまで目安なので「だいたいの数字」でOK

 

まず結論からいうと、クレジットカード申し込みの年収欄は「だいたいの数字」を書いていればOKです。

 

ぶっちゃけると、年収は自己申告になるのでそこまで重要な項目じゃないんです。もちろん正確なものを書ければ1番ですが、ちょっと誤差があってもあまり影響はありません。

 

たとえば『年収333万円』なら、そのまま「333万円」と申告するのがベスト。すぐに思い出せないなら、「340万円」「330万円」など多少幅をもたせても問題ないでしょう。

 

  • 年収をそのまま申告:これがベスト
  • 年収を多少幅をもたせて申告:さほど審査に影響はない

 

特設ブースでの申し込みなど、すぐに年収を思い出せないこともあります。あくまで「覚えてたら正確な数字を記入」ぐらいに考えてください。

 

私も年収欄で迷ってるお客さんには「だいたいの数字で大丈夫ですよー!」って案内してるよ

 

バイト現場にはカード会社の社員さんもいますが、「年収は正確な数字じゃないとダメ!」といわれたことはありません。上のように「覚えてたら正しく書いてもらう」ぐらいです。

 

なぜだいたいの数字で問題ないのか?...それはカードを作るときに年収を証明する義務がないから。過去にクレジットカードを作った人も、カード会社から「収入証明書を提出してください」と言われたことはないと思います(キャッシングは除く)。

 

  収入証明の有無
クレジットカード申し込み なし
キャッシング申し込み なし(※ ただし借り入れ額が大きいなら収入証明書が必要)

 

極端な話をすると、年収300万円の人が「年収1500万だよ!」と申告してもカード会社はそれを調べる手段がありません。

 

...もちろんウソの年収をカード会社に申告するのはやめましょう。後述しますが、明らかに不自然な年収だと審査に影響も出てきます。

 

間違えると影響がある項目:

 

クレジットカードを申し込むとき年収はだいたいの数字で大丈夫ですが、逆に間違えると審査に影響がでる項目もいくつかあります。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先(社名)
  • 勤務先の電話番号
  • 本人確認書類(免許証、保険証など)の番号 

申し込むときにこれらの項目を記入ミスするとかなり影響がでます。審査が否決されてもおかしくありません。

 

特に生年月日、電話番号などは数字の間違いが多いので気をつけましょう。

 

年収が明らかにおかしいと審査に影響がある

 

ちょっとでもカードの審査に通りやすくしたい!...そう思って年収を極端に多めに申告する人もいるかもしれません。

 

しかし上でも書いたとおり、不自然な年収だとさすがにカード会社に怪しまれます。カード会社も職業、年齢、勤続年数から申し込んだ人の年収を推測できるからです。

 

  • 職業(会社名):業種によって年収の額に傾向がある
  • 年齢:高いほど年収は多い傾向にある
  • 勤続年数:長いほど年収は多い傾向にある

 

たとえば「20代前半で勤続1年目なのに年収1500万円」って常識で考えるとおかしいですよね?もちろんそれが正直な数字ならそのまま申告すればいいですが、ウソをついて見栄を張っても審査に悪い影響しかありません。

 

年収をいくらごまかしても、職業と勤続年数でボロが出てしまうのでやめましょう。

 

年収は「給料 + ボーナス」の支給総額を書く

 

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よく勘違いされますが、年収を書くときは「給料 + ボーナス」の支給総額を書きましょう。手取りではなく税込みの数字です。

 

もちろんだいたいの数字で大丈夫です。給与明細をみれば支給総額がわかるので、より正確に書きたい人は確認してみましょう。

 

以下は年収の一例です。

 

 給料 / 年収  支給総額 手取り(天引き後)
給料 30万円 25万円
年収 360万円 300万円
年収(ボーナス100万円の場合) 460万円 400万円

 

手取りの400万円ではなく、支給総額の460万円がこの場合は申し込みで記入する年収になります。

 

また、「入社したばかりで年収がわからない...」という人は見込みの金額を書いてもらって大丈夫です。推測でいいので給料とボーナスを計算して割り出してください(あまりにオーバーに書かないように)。

 

おわりに:クレジットカード申し込みで年収はそこまで重要じゃない

 

以上、クレジットカードの申し込みでは年収は大まかな数字でいいけどウソはやめよう!...という記事でした。

 

年収は自己申告でどうにでもできてしまうためか、私たちの申し込みデータを管理する信用情報機関(通称:CIC)にも載っておりません(CICについてはコチラも参照)。

 

「カードを作るときに年収欄でいつも迷う...」という人は、参考にしてください。

 

本日は、以上です!

 

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まだまだクレジットカードを作るときにわからないことがある!...という人は、こちらの記事も参考にしてください。申し込み内容に特化してQ&Aを集めました。

 

www.blacklist-kirin.com

 

 

 

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