ブラックリスト

クレジットカードの「喪中」「喪明け」って一体何?これは債務整理、延滞でブラックリストになっていることを指す隠語です

2018年12月24日

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「よくクレジットカードの口コミで『喪中』とか『喪明け』とか書かれてるけど、あれって何なの?」

 

...今回はクレジットカードの「喪中」「喪明け」という用語について書いていきます。

 

5ちゃんねるのクレジットカード板や、クレジットカードの口コミサイトなどをチェックしていると、たまに「喪中」「喪明け」というワードを見かけます。

 

「なんで故人をしのぶ表現がクレジットカードと関係あるの?」...と疑問の人もいると思うので、解説していきましょう。

 

 

 

信用情報にキズが付いてクレジットカードが作れないのが「喪中」

 

まず「喪中」について説明すると、その人の信用情報にキズが付いている状態を指す隠語です。似たような表現に「ブラックリスト」というものがあります。

 

お金を借りすぎて債務整理(任意整理、自己破産など)したり、クレジットカードで3ヶ月以上の延滞をしてしまうと、その情報はCIC(信用情報機関の1つ)に「金融事故」としてデータが登録され、一定期間を過ぎないと消えることはありません。

 

  • CIC:私たちの個人情報やクレジットカード、ローンの返済状況を管理している組織

 

この事故情報がCICに載っていると、まさに信用情報が喪中だ...と思ってしまうほどクレジットカードの審査には通りません。このようにまるでお葬式のような状態になってしまうことから、喪中という隠語がネットで使われはじめました。

 

たしかに審査に落ちると気が重くなるよなあ...

 

喪中から明けてクレジットカードを作れるようになるので「喪明け」

 

続いて「喪明け」の説明をすると、信用情報が回復して再びクレジットカードの審査に通るようになった状態のことです。まるでその様子が喪中から明けたようなので、喪明けと呼ばれます。

 

喪中から喪明けまでどのくらいあるのかは人によって違いますが、最低でも5年かかります。人によっては7年かかったり、延滞金が未払いだといつまでたっても喪中のままです(後述)。

 

5年間はかなり長く感じますが、その間に「あのときは調子に乗って借金をしすぎたな...」と反省して、2度と喪中にならないようにしっかりと意識しましょう。

 

なお、喪明けだと信用情報が真っ白なのでブラックほどではないものの、まだ少し審査に通りにくいですが、それでも作れるチャンスがあるクレジットカードを下にまとめてます。

 

 

延滞は喪中には当てはまらない?:

 

...余談ですが、長期延滞が「喪中」に含まれるかはかなり曖昧。もともとは債務整理で信用情報にキズが付いたときだけを指していたようで、他のサイトでもそのように紹介されていることがほとんどです。

 

  • 自己破産:喪中になる
  • 任意整理:喪中になる
  • 長期延滞:喪中とは呼ばない?

 

なぜ延滞が喪中に含まれないのかはわかりませんが、おそらく債務整理とくらべて「支払いを先延ばしにしているだけなので、まだ余裕がある」というイメージがあるからだと推測されます(本当はそんなことないんですけどね)。

 

まあ、事故情報が登録されるのは変わらないので、当記事では「延滞でも喪中になる」と解釈して進めていきます。

 

自分が「喪中」「喪明け」かどうかはCIC開示でチェックできる

 

喪中は5年間と大変長いので、その間に自分が喪中だったかどうか分からなくなる人もいるかも知れません。

 

そんなときはCICで自分の信用情報を開示することで、喪中かどうかを調べることができます。

 

CICのデータはネットや窓口で申請すれば開示可能です(CIC公式サイトも参照)。以下は開示した私のデータになります。

 

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赤丸は「返済状況」。残債額などがここに載りますが、債務整理や3ヶ月(もしくは61日)以上の延滞をすると『異動』と書かれて「喪中(=ブラックリスト)」入りです。

 

CICに加盟しているカード会社やローン会社は、審査のときに申込者のCICデータをチェックします。くり返しになりますが、異動情報があるとまず可決しません。

 

そして青丸は「入金状況」。アルファベットは以下の意味を指します。

 

  • $:請求日までに入金があった
  • A:請求日までに入金がなかった

 

入金状況の理想は$$$$$$$$...と並ぶことですが、いい加減な返済や滞納をするとここがAになってしまいます。これは余談ですが私は1年以上もクレジットカードを延滞した経験があり、AAAAAAA...と連続で書かれていました。

 

関連記事:1年間踏み倒し!クレジットカードの延滞でブラックリストになった話

 

また何度もくり返しますが喪中は最低でも5年間は異動情報は消えません。また喪中の原因が延滞なのか、債務整理なのか、自己破産なのかで喪明けになるまでの長さが違います。

 

原因  喪中期間
3ヶ月以上の延滞(未払い)  延滞している間ずっと
3ヶ月以上の延滞(完済) 完済から5年
債務整理 5〜7年
自己破産 5〜10年

 

無事に一定期間経過して、CICから「異動」の文字が消えていたら、喪明けになっているということになります。ちなみに人違いなどで誤ってブラックリストになってしまったときは例外で、CICに申請すればすぐ消去が可能です。

 

自分が喪中かどうか知りたい!...という人はとりあえずCICを開示してみましょう。デビットカードしか持っていなくても開示はできますが、利用できるカードに縛りがあるので気をつけてください。

 

おわりに

 

以上、喪中と喪明けはブラックリストかどうかを指す隠語だよ...という記事でした。

 

当記事に検索エンジンから訪れた人はよくカードの口コミサイトをチェックしていると思います。この「喪中」「喪明け」を理解しておけばネットでのやり取りがかなりわかりやすくなるので、参考にしてください。

 

本日は以上です!

 

 

 

 

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