Amazon Mastercardクラシックはブラックリストでも作れるの？誰でも審査に通るのか解説！

「Amazonでよく買い物するし、Amazon Mastercardクラシックってカード作りたいな...。ブラックリストだけど審査に通るのかな？」

今回はこういった疑問にお答えしていきます。

「Amazon Mastercardクラシック」はネットショップ大手のAmazonが三井住友カードと提携して発行しているクレジットカード。Amazonを利用することでオトクにポイントが貯まります。

また上位版の「Amazon Mastercardゴールド」は年会費が1万円かかりますがAmazonプライム特典が使い放題で、こちらも高い人気のあるカードです。

では、このAmazon Mastercardクラシックは誰でも作ることができるのでしょうか？

「申し込みたいけど審査が不安」...という人は参考にしてください。

Amazon Mastercardクラシックは誰でも作れるわけではない

まず結論から言うと、Amazon Mastercardクラシックは誰でも作れるわけではありません。

カードを申し込むと必ず審査があり、特に金融事故を起こしたブラックリストの人は99.9%落ちてしまいます。

私も「ブラックリストだけど申し込んでみよう」...とAmazon Mastercardクラシックを作ろうとしましたが、あっさりと否決されてしまいました。当然テンポラリーカードも通ってません。

もしもネットで「ブラックだけどAmazon Mastercardクラシック作れた！」という口コミを見たら、ガセ、その人が相当ラッキーだったのどちらかと思ってください。まず前者だとは思いますが。

キリン

カード会社は審査落ちした人のデータをそのまま持ってることが多いから、何度申し込んでも跳ね返されるだろうねー

即時審査のテンポラリーカードもブラックリストだと難しい

先程も書きましたが、Amazon Mastercardには即時審査で発行できるテンポラリーカードというものがあります。こちらは「本カードが発行されるまでAmazon内でのみ使える仮カード」という扱いです。

まず段階としては、本カードを申し込んでその間に仮カードが発行されて、しばらくそれを使う間に本カードの審査が通る...という流れなのですが、おそらく私のようにブラックの人は仮カードの審査すら通らないでしょう。

もし仮カードが通っても本カードの審査で否決されて、せっかく通った仮カードもすぐ使えなくなる...というのがオチだと思います。

Amazon Mastercardクラシック以外もブラックリストだと絶望的

上でも書いたように、Amazon Mastercardクラシックは「三井住友VISAカード」で有名な三井住友カード株式会社がカードの審査、発行をしています。

つまりブラックでAmazon Mastercardクラシックに落ちてしまうと、他の三井住友カードが発行するクレジットカードはすべて通らないということです（こちらの記事も参照）。代表的なカードは以下の通り。

※ 審査難易度はすべてブラックリストの場合

ひとくちに三井住友カードと言っても、上で書いたように複数のクレジットカードが発行されています。提携カードのジャンルが幅広く、目にしたことがある人もいるでしょう。

つまり「Amazonのカードには落ちたけど、他の三井住友カードなら作れるかも？」...なんてことはありえません。

ここでは三井住友カードのことを書きましたが他のカード会社も同じです。人気の高い楽天カード、イオンカードなども、ブラックリストで申し込んでもまず通らないと思っておいてください。

キリン

私も色々なカードにチャレンジしたけど、やっぱりほとんどのカード会社はブラックリストに超きびしいね（泣）

ブラックリストでなければAmazon Mastercardクラシックはそこまで審査はきびしくない

このようにブラックリストはまず作れないAmazon Mastercardクラシック。でも、ブラック以外の人ならそこまでハードルは高くありません。

[入会資格]

本会員：満18歳以上の方（高校生は除く）

引用元：https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/amazon/index.jsp

条件はたったこれだけ。実質、18歳以上であればまず誰でも申し込めるということですね。

カードの審査は年収、勤務先、クレジットカードの利用状況などで判断しますが、Amazon Mastercardクラシックはそこまで細かい条件はないので難しくないといえます。

カード会社は「支払いの延滞」リスクを恐れている

ネットの口コミを見ていると、ちょっと審査に不安のある人でもAmazon Mastercardクラシックを持つことができています。審査の通りやすさの目安を表にしてみました。

...無職やブラックでなければ作りやすいカードですね。

しかしカード会社は「支払いの延滞」のリスクをとても恐れています。だからこそ、ブラックリストがAmazon Mastercardクラシックを作るのはとても難しいのが現状です。

CICでは「自分がブラックリストかどうか」確認できる

さて、ブラックリストでもAmazon Mastercardクラシックは通りやすいと書いていきましたが、「本当に自分がブラックリストか確かめたい！」という人もいると思います。

ブラックリストは冒頭でも書いたように信用情報にキズが付くこと。そしてこの信用情報は「信用情報機関」にデータが登録されています。

ここからは、主にクレジットカードの会社が加盟会員になっているCICの情報を元に話を進めていきます。

このCICのデータはネットや窓口で申請すれば開示して見ることが可能（CIC公式サイトも参照）。以下は開示した私のデータです。

いろいろと情報量が多いですが、とりあえず画像の赤丸と青丸のところがチェックできれば大丈夫です。

返済状況に「異動」があるとブラックリスト確定

まず、赤丸は「返済状況」。クレジットカードやローンの返済データがここに載りますが、3ヶ月（もしくは61日）以上の延滞をすると『異動』と書かれてブラックリスト入りです。

CICに加盟しているカード会社やローン会社は、審査のときに申込者のCICデータをチェックします。この異動情報があるとまず可決しません。

そして、青丸は「入金状況」。アルファベットは以下の意味を指します。

自分がブラックかも知れない、あるいはカードの審査になかなか通らないという人は、異動情報が書かれていたり、入金状況のどこかにAのマークが連なって並んでいるはずです。

ブラックリストは最低でも5年間は消えない

くり返しますがブラックリストは解除されるまでも長く、最低でも5年間は異動情報は消えません。以下はブラックリストになってから解除されるまでの期間です。

※ただし自己破産のデータはKSCでは10年間保存される

人違いや誤入力の訂正以外でブラックリストを期限より早く消す方法はありません。とにかく保有期限が解消するまで待つことです（こちらの記事も参照）。

ブラックリストになると焦りがちなので「ウチならカンタンにブラックリストを消せますよー」なんて怪しい広告をチラシやネットで見かけますが、甘い誘惑に引っかからないようにしてください。

おわりに

以上、Amazon Mastercardクラシックはブラックリストだと審査はまず通らないよ...という記事でした。

ただブラックでなければそれなりに作りやすい部類のクレジットカードなので、信用情報を開示して自分が金融事故を起こしてない人であれば申し込んでみてはいかがでしょうか。

逆にブラックだったという人は延滞金を返したり、あるいは情報が消えるまで待ってから申し込むことをおすすめします。私もそうだったのですが、焦ってチャレンジしてもいい結果にはならないので。